園長のつぶやき No.6

2014年10月6日

これから幼稚園選びをするという方にも、今幼稚園ライフを楽しんでいる方にも、「子どもの心に寄り添うとは~」と言うテーマの第6回目「愛されている実感と自己肯定感」についてお話したいと思います。

6 愛されている実感と自己肯定感

思いやりをうけたことのない子に、思いやりの心は育ちません。ぜひ、わが子を思いやってください。また保護者自身が自ら、他人を思いやる姿勢をわが子に見せてください。

親は子の鏡。子は親の鏡です。親の、わが子を思いやる気持ちによって、子どもは思いやりの気持ちを持つとともに愛されている実感も感じとり、自分自身を愛する気持ち(自己肯定感)も出来てくるのです。

自己肯定感の側面から見ると、ほめるということが大切です。ぜひわが子をどんどんほめて、のばしてあげてください。いい子だ、いい子だと言い続けると、いい子になってくると思います。ほめれば自信がつき、自己肯定感につながっていきます。逆にだめだ、だめだと言われれば、だめになってくるのです。けなせば自信をなくし、自己否定につながっていきます。物ごころついてからずっと、「お前はだめだ、バカだ、ぐずだ」などと言われ続けていれば、きっと本当にそんな気がしてきてしまうでしょう。いい子になれるはずはないですよね。